契約更新の注意点


 契約の更新に当たってよく発生するトラブルがあります。
・借地人と契約書を取り交わしていない
・契約内容が不明確になっている
・長年契約を更新していない
・昔の契約がそのまま継続している

といった問題があります。
その場合、借地人との間で新たに原契約内容に基づき、契約書類を取り揃え、権利関係・契約内容を確定します。
また、契約書の一部が紛失した場合も同様です。
これらの場合は、第三者(専門家)を介入させた方が以後の人間関係を良好に保てるでしょう。
 さらに、分筆や測量等の必要があるか否かの判定を行います。
また、契約更新のタイミングで、
「地代が低いので、借地人へ値上げを要求したい」
という要望を受けることもよくあります。

 まずは、地代の適正水準を査定しなければなりません。
それをもとに、地主様が現在受け取っている地代が妥当か否かを判断します。
もし、受け取っている地代が明らかに低い場合には、借地人への値上げ交渉ツール(価格査定書)を作成し、弁護士等の専門家チームとの連携の中で値上げ交渉を進めていきます。
地主・借地人への提示資料を作成してきた実績があり、交渉まで行ってくれる業者を選びましょう。